2017.05/20 [Sat]
笑って!笑って!
「顔どう?」
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「目、つむれる?」
「汁物食べられるようになった?」
いろんな事を聞きたい気持ちはありますが、
あまりしょっちゅう聞くと、ストレスになるだろうから
できるだけ控えました。
何と言っても1日1ミリ伸びればイイ感じだから。
私自身も神経を切ったことがあるので、神経が切れたときの感触や
伸びてくるときのスピードについてはよく分かっています。
そんな一気に治らない。待つ。とにかく待つ。
年末帰ってきたときは、少し顔が動くようになってきたので
笑顔も解禁。やっと普通に笑ってくれる!
笑って!笑って!
息子が笑うたび、涙が出るほど嬉しい。
笑顔っていいね。笑おうよね。顔が動くなら。
当たり前にできていたことができなくなったとき
そのありがたさを痛いほど、、、ほんとに、痛いなんて軽い言葉で
表現しきれないけど、なんて言えば良いんだろう・・
もう、ほんとにもう、生まれ変わったってこの思い忘れないよ!と思うくらい
深く深く有り難いことだったのだと思い知らされます。
生きていてくれるだけでいい。それが原点。
その上笑ってくれたら、こんなに嬉しいことはない。
母の愛は悲しい程痛いのです。
一番苦しい渦中、たくさんの友人に支えられました。
結構インスピレーション強い友人が多いので
黙って祈ってくれました。
なんの光も見えないさなかに
「絶対治る!」と根拠のない励ましをくれた皆様
「なんで?なんで?なんでそう思うの?」
「だって、Nくんだから大丈夫。」(根拠ない)
「笑ってる顔しか見えない。正月には笑ってる」(これも根拠ない)
「うん、守られてる、大丈夫!天使が一杯!」(まじか?)
「私のパワーなめんなよ。大丈夫。」(根拠ないけど笑って信じられる)
「ゆかりんがそばにいればいける!」(これもなんの根拠や?)
でも、根拠のない自信とパワーほど力のあるものは無いと
経験則から知っているので、有り難いな、みんなのおかげで
守られてるな。これで治らなければ、何かしら深い深い意味があるから
それを受け止めて生きていかなくてはいけないなと感じていました。
ふと気がつくと、3月。
大学の卒業式です。
あ!出ないとね。卒業式!と思って、大阪に行きました。
息子に久しぶりに会いました。
「顔はどう?」
「治った。」
「目は?」
「ほら」
ぱちぱち。
治ってた・・・。やっと目が閉じたね。
何事もなかったかのように卒業式に参列。
そして4月。3ヶ月後の検査では40点!満点です!
ほんの少し左より右の方が反応は遅いようですが、
本人の自覚も見た感じの違和感もなしです。
次の検査は6ヶ月後。今年の秋頃ですね。(つづく)

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