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わたしらしくあなたらしく

アクティブ・ブレイン協会マスター講師&マナー講師です。アクティブ・ブレイン・セミナーでは人生を生き生きと過ごすための脳の使い方と驚異的な記憶術の使い方をお伝えしています。脳を使ったダイエットコースも開催中。日々目にしたこと、感じたことなど日常を書き留めています。

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香道初体験

日本文化を勉強していると
日本人の感性の繊細さ、奥深さに感動します。

昨日はマナー講師の研鑽会である
「青葉の集い」に参加してきました。

今年のテーマは「香道」です。

香道とは香りを楽しみ、日常を離れた集中と静寂の世界に遊ぶことを目的とした芸道で、
一定の作法のもとに香木を焚き、立ち上る香りを鑑賞します。

お香というと煙がもくもくと漂うイメージがありますが、
香道のお香は違っていました。
聞香炉の中に形作られた熱い灰の上に、銀葉と呼ばれる雲母の板を乗せ、
その上に数ミリ角に切られた香木を置いて関節的に熱し、香木からの香りを発散させます。

IMG_2165.jpg


ふわりと立ちこめる雅な香りは「聞こえる」と言うにふさわしい上品さ。

平安時代の人は直接的な表現を不粋としたので
香りは「嗅ぐ」ではなく「聞く」
色は「見る」のではなく「匂う」というように
間接的な表現を好んだようです。

では、なぜ香りは「聞く」ものなのでしょう?

平安時代の雅な世界では
夜から一日がスタートだったようです。
夜、月明かりだけが頼りの真っ暗な宮中。
静寂の中、人の足音や軽い咳払いなどで
どなたがいらっしゃったのか判断する様な状況です。
それぞれが自分の香りを持っていて、
遠くの方から香りがふわっと「聞こえて」くる。
そして意中の方ががいらっしゃったことに気付く、、、。


お昼間は眠っていたようですよ。
夜遊びが大好きだったのですね。
今昼夜逆転気味の人は平安時代の宮中の生活がDNAに残っているのが
原因だったりして、、、と余計なことを頭の中で考えながら講義に耳を傾けていました。


香あそびともいわれ、聖徳太子の時代から始まり
権力者の賭け事の対象であったようです。

香木の香りを聞き、鑑賞する聞香(もんこう)と、
香りを聞き分ける遊びである組香(くみこう)の二つがあります。

香席に飾られたり、手前に使用する道具は美術的要素が高く、
組香の記録紙には書道の要素が加わることなど、総合芸術となっています。

香席は茶席をイメージして頂くとよく似た感じです。
上席(左側)から聞香炉が順番に回ってくるので
下座(右側)の方に会釈をして上座から回ってきた聞香炉を
右手で自分の正面に持ってきます。

左手で受けて、左の親指を香炉の上にかけ
残りの4本指はそろえて底を支えます。

右手で香りを閉じ込め、
人差し指と親指で作った輪の中から
香りを三息聞きます。

吸い続けると過呼吸になるので
一息吸って、顔を下座の方へよけ、
自分の着物の袖の中に吐く。これを3回繰り返します。

ゆっくりと右手で聞香炉を正面に置いたら
左手で下手の方との境界線まで香炉を送ります。

昨日は最初に回ってきた香りと同じ香りはどれかを
3つの中から当てるという遊びでした。
(こんなに直接的な表現はダメですね。。当てるのではなく聞き分けるかな?)

私は確実に直接的ストレートな表現をして
平安時代には落ちこぼれ間違いなし。
名前を直接呼ぶことすらダメだったみたい。
光源氏さま〜♡なんて呼びかけたら
なんて不粋な、、、って眉をひそめられそう。

ああ、現代で良かった。
アロマに香道の要素を組み入れて
現代風にアレンジすることを考えてみようかな^^

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