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わたしらしくあなたらしく

アクティブ・ブレイン協会マスター講師&マナー講師です。アクティブ・ブレイン・セミナーでは人生を生き生きと過ごすための脳の使い方と驚異的な記憶術の使い方をお伝えしています。脳を使ったダイエットコースも開催中。日々目にしたこと、感じたことなど日常を書き留めています。

Category [小指の思い出 ] 記事一覧

小指の思い出 番外編

2011年に最終回を書き終えた小指の思い出。その番外編です。29歳の時に手術をして、その時の辛い経験がその後の人生を豊かに味わい深くしてくれました。その後も色々形を変え、私の人生にはいわゆる不幸っぽいことも起こりましたが、段々上手に乗り越えられるようになり、今ではどんな状況でもたいてい笑っていられるようになりました。笑っていられるのもやせ我慢では無く、心底感謝できたり、その出来事の善き部分に焦点を当てるこ...

小指の思い出 最終回

小指の思い出、最終回です。この話は長いので、普段、人から訊ねられても口頭で詳しくお話しする気力はなく、このように一度アウトプットして書いてしまえば、今後は「ブログ読んでね。」と言えばよいので一つお仕事が終わったような気がしています。(←大げさ。。)さて、指のリハビリは思ったより長く続きました。小指がどんどん曲がってくるので常に伸ばしていられるような専用の装具もいくつか作ってもらって、24時間装着して...

小指の思い出 パート9

小指の思い出パート9です。パート10でキリ良く終わらせたいと思っています。この怪我で一番耐えないといけなかったのは無駄に過ぎていく時間。そして、時間をかけてもこの右手が使えるようになるのかどうか先が見えなかったこと。3回目の手術のあとは腱が切れやすくなっているということでさらに用心して動かさないようにしていると手のひらの中に一枚鉄板を入れたようになってしまい、全ての指が丸まった状態で動かなくなってい...

小指の思い出 パート8

小指の思い出 パート8です。3回目の手術は2回目の手術の翌日。まだ傷口がふさがっていないので糸をほどくだけかと思いきや、、。使い物にならなくなった元の腱を取り除き、手首と肘の付け根あたりを2センチずつくらい切って手首の腱を1本取りだし、手のひらに移植。小指の爪から骨にドリルで穴をあけ腱を縫い付けて止めてありました。縫物のように小指の爪にはボタンが。。。ピアスみたいでおしゃれ?そしてまた3週間そのまま固...

小指の思い出 パート7

小指の思い出 パート7。術後の経過について書き記します。手術を受けたことのある方はお分かりだと思いますが、体にメスを入れると麻酔が切れて24時間くらいはめちゃくちゃ痛いです。基本的に薬は好きではないので、できるだけ我慢できる痛みなら味わいたいと思っていたのですが、もう、あの、、。きゃ~~~!と思うくらい痛くなったので1回だけ痛み止めを飲みました。あとは捨てました。手術でどれくらい切ったかといいますと...

小指の思い出 パート6

しつこく話は続きます。手術後3週間は腕を動かさないままキープ。何もすることがありません。従姉妹も日中はお仕事をしていたので家の中で一人お留守番。従姉妹の家には沢山の本がありました。本棚には興味深い本がぎっしり。日がな一日ソファーに寝転がって読書をしました。その時出逢った本をご紹介します。まず一冊目。『愛、深き淵より』星野富弘著現在新刊が出ていますが、私が読んだのはこのひとつ前の本でした。何故だかソ...

小指の思い出 パート5

小指の思い出、引き続き参ります。前回は手術後の説明まで書きました。手術後、利き手の右腕を肘までブロックされてしまい、指もピクリとも動かしてはなりません。使えるのは左手だけ。さて、どうするか。食事は左手でお箸を持つ練習。従姉妹のおうちで寝泊まりさせてもらっていたので何か少しでも手伝わなきゃと思って左手でお料理なんかもさせてもらったり。。結構いろいろできるもんですよ。実は当時知り合ったお友達で左手が義...

小指の思い出 パート4

お正月に痛い話をするのはいかがなものかと思いしばらくお休みしていたこの話題。また少しずつ思い出しながら、アウトプットしようと思います。とはいえ、この出来事で感じたことは膨大でとてもじゃないけれど、すべての心のひだを書きつくすことは不可能です。前回、幼い息子と夫と離れて広島の病院で手術することにしたというところまで書きました。広島にはいつも頼りにしていた伯母と従姉妹夫婦が住んでいたので全面的にお世話...

小指の想い出 パート3

小指の想い出、パート3は帰省中の列車のなかでXperiaを使って書いています。先程、ほとんど書き終えた状態でアプリを終了してしまい、全部消えました。気を取り直してもう一度。生まれてはじめて3針縫うという体験をした私。翌日から傷口の消毒のための通院がはじまりました。消毒のたびに、痛くても我慢して曲げてみてくださいと言われ、必死で曲げようとするのですが、どうしても心の指令が体に届きません。軽く触れられるだけで...

小指の思い出 パート2

小指の思い出パート2です。この怪我のおかげで色んな感情を味わいました。どの人の身の上にも同じように生きていると本当にいろんなことがあると思います。それを話すか話さないかだけの違いだと思うのです。病気、怪我、お金の問題、人間関係、事故、災害などなど。時として人生には思いもよらないことが起こってきます。人生には上り坂、下り坂がありますが、実はもう一つ坂があるってご存知ですか?・・・それは、「まさか(笑...